ビーチバレー

Beach Volleyball

夏の風物詩として大人気!熱き砂上の戦い、ビーチバレーのルールを解説

夏の風物詩として大人気のビーチバレー。今ではプロ・アマ合わせて年間200以上の大会が催されています。

今回は、ビーチなどの砂地で行なうバレーボール競技「ビーチバレー」のルールをご紹介しましょう。

雨天でも決行されるビーチバレーって、どんなスポーツ?



ビーチバレーは、1チーム2人制。サーブ権の有無に関わらず、対戦相手のコートにサーブやスパイクが決まったときや、相手チームが返球ミスまたは反則をしたときに得点が入る方式(ラリーポイント制)が採用されています。なお、ボールには身体のどの部分で触れても構いません。最大3回(ブロックを含む)までに相手コートへ返球します。ちなみに、互いのコートは縦横1メートルずつインドアのバレーボールより短くなっています。

試合は3セットマッチで雨天でも決行されます(ただし、雷などのプレーヤーに危険が及ぶような状況下では試合不可)。2セット先取したチームが勝者に。1~2セット目は21点、3セット目は15点先取で、デュースの場合は2点差が付いた時点で終了となります。コートチェンジについては、両チームの得点合計が「7の倍数」になるごと(1~2セット目)と、両チームの得点合計が「5の倍数」になるごと(3セット目)にそれぞれ行われ、1~2セット目については両チームの得点合計が21点になった時点でテクニカルタイムアウトが設けられます(1回30秒。3セット目は無し)。

ブロックタッチもカウント。インドアのバレーボールとの違い



ビーチバレーにおいては、コート内のポジションは自由。特に決められたフォーメーションはありません(ただし、サーブが打たれるときはコート内にいなければなりません)。

サーブは、サイドラインの延長線内で、エンドライン後方のフリーゾーンから打ちます。トスは1回のみでやり直しはできません。相手チームにサーブ権が移るまで、同じプレーヤーが打ち続けます。

インドアのバレーボールとの違いは、ブロックタッチも1回と数えられること(ネット越しに対戦相手と同時に触れた場合はカウントされません。ブロッカー通しの押し合いはカウントされないため、押し合い後の場合は3回まで触ることができます)。つまり、ブロックタッチ後は、残り2回で相手コートに打ち返すことが求められます。手の平を上にしてボールをすくうようなレシーブは認められています。

ただし、フェイントは禁止。そのためビーチバレーには、指を曲げて指の背でボールをコントロールする「ポーキー」という技があります。

躍動感がビーチバレーの魅力。風を巧みに操るプレーにも注目



ビーチバレーは、バレーボールとは違い2人での競技であるため、コート上を選手が常に動き回っています。その躍動感がビーチバレーの魅力。屋外のスポーツですので、風を巧みに操るプレーにも注目です。

観客との距離も近いため、得点を取ったときには選手と一緒に喜べます。ぜひ、間近でプロの技を楽しんでください。

監修者:柴田 大助

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