アスリートの思い

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逆境を乗り越え続けるプロボクサー。挑み続ける姿をとおして「本当の強さ」を伝えたい

Athlete # 20 プロボクサー 荒谷 龍人 初心にかえって掴んだ勝利。スランプを克服し自分のボクシングを取り戻す 2018年9月14日後楽園。3度の負け越し後の試合に挑む、フェザー級の荒谷龍人。2017年2月に東洋太平洋タイトルマッチで王者に敗北してから、自分のボクシングを見失っていた荒谷にとって、この試合は自分を取り戻す意味も込められていた。 「初心にかえる」、その想いで挑んだリングでは…

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夢は「世界に羽ばたくトップランカー」。ハングリーに生きるボクシング界のルーキー

Athlete # 14 プロボクサー 富施 郁哉 プロライセンス取得の約1年後、全日本新人王に 2017年にバンタム級の全日本新人王を獲得した富施郁哉は、目指すべきゴールから逆算して考え行動するタイプの選手だ。当時19歳だった富施は、「チャンピオンへの登竜門」とも異名がつく全日本新人王戦のタイトルを切望した。なぜなら、ランキング入りすることが目的だったからだ。 「全日本新人王獲得は、最短でランク…

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「年齢で諦めるな」。感謝の気持ちを胸に秘めて立ち上がる不屈のプロボクサー

Athlete # 12 プロボクサー 大竹 秀典 ゆるく生きていた自分を変えたくてボクシングの道へ 第43代東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン・大竹秀典の入場。後楽園の試合会場の空気が変わる。過剰に強さを誇示するでもない。感情を見せない凛とした姿に、場内には張り詰めた緊張感が生まれ、次第に熱気が高まっていく。 これが「王者の風格」なのか。 そんな大竹がボクシングと出会ったのは、21歳の頃に…

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